タバコはワキガの原因になる！？
ワキガとタバコには密接な因果関係があります。
タバコには主成分としてニコチンが含まれており、このニコチンは脳内の大脳皮質や大脳辺縁系、視床下部などの中枢神経を刺激して心地良い気分にしてくれます。
中枢神経と同時に体温調節機能も刺激される為、エクリン汗腺という暑さを感じて出る汗の分泌量がふえます。暑くもないのに汗をかいてしまう状態となりどんどん体温が下がってきて、結果代謝が悪くなります。
代謝が悪くなると、アポクリン汗腺からの汗の分泌量が増え、サラサラだった汗はだんだんベタベタした油っこい質の悪い汗をかくようになります。ベタベタの汗にはワキガ臭の元となる物質が含まれている為、ワキガ臭は悪化することになります。
大体、1日に20本以上吸うと汗をかきやすくなると言われています。ヘビースモーカーでワキガで悩んでいる方は、いきなり禁煙はつらいと思いますので、まずは1日の本数を減らして見るのが良いでしょう。
もちろん、タバコの本数を減らしたからといって、ワキガ臭の悪化を抑えるだけで、ワキガ体質が改善されるわけではありません。お出かけ前のワキガ臭対策は、お忘れなく。