子どものわきが治療

ワキガは子供に引き継がれやすい優性遺伝

ワキガで悩んでいるお父さん、お母さんは、自分の子供が生まれたら、その子もワキガ体質になる可能性がある事を頭の片隅に置いておいたほうがいいです。

 

というのも、ワキガの遺伝子情報は、次世代に現れやすい優性遺伝の為、両親のどちらかがワキガ体質の場合、約50%の確立でワキガ体質を引き継ぎます。
また、両親共にワキガ体質の場合は、約80%の確率でワキガ体質を引き継ぎます。

 

子供ワキガは何歳ごろに発症する?

ワキガは、かつてはフェロモンの役目をしていた名残りといわれており、男性ホルモンや女性ホルモンの分泌と緊密な関係があると言われています。

 

関連記事:ワキガとフェロモンの関係

 

女性の場合、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの分泌され始めるころからワキガが発症し始める人が多いです。
女性ホルモンが分泌されると生理が始まり乳房が膨らんで女性らしい体つきになってきます。
それと同時時期にアポクリン汗腺が発達し、ワキガの臭いは出始めます。

 

男性の場合、髭や陰毛等の体毛が発達する頃にアポクリン汗腺が発達し、ワキガの臭いが出始める事が多いです。

 

子供のワキガ体質が発症するのは、思春期(7歳〜13歳くらい)と覚えておくといいでしょう。

子供のワキガ手術のリスクについて

子供がワキガとわかったら親として、少しでも早く手術して治療してあげたいと思いますよね。

 

しかし、小学校6年生や中学生といった思春期での手術は、あまりおススメできません。

 

子どものワキガの手術には下記のようなリスクがあるんです。

 

再発の可能性がある

ワキガの原因となるアポクリン汗腺は、思春期に増えてきます。ですので手術後に、新たにアポクリン汗腺が現われワキガが再発する可能性があります。

 

傷跡が残る場合がある

ワキガの手術は、脇を切開してアポクリン汗腺を除去する手術(剪除法)が一般的です。メスを入れる為、術後しばらくは傷跡が残ります。
子供の場合、プールや修学旅行等で他人にワキガの傷を見られイジメに発展する可能性もあります。

 

手術費用が高額になる

ワキガの手術費用で、基本的に保険が適用できるのは、剪除法のみで、保険が適用された場合には両脇5万円位の費用が発生します。
剪除法以外の手術だと保険が適用できない為、30万位費用が発生します。それで再発したら目も当てられません。

 

以上の事より、子供のワキガの手術は思春期を過ぎてから、個人差はありますが17〜18歳位からをおススメします。

 

関連記事:ワキガの手術について

ワキガ体質が酷くなる前にワキガクリームで対策を

万が一、子供がワキガ体質になった場合、臭いが原因で学校でいじめられたり引きこもり等がないように、しっかりと子供をケアすることが重要です。

 

手術は再発のリスクがある為、高校生以降がおススメですが、思春期を過ぎるまでまで、まだ月日がかかるといった場合は、ワキガ体質が酷くなる前にワキガ用のデオドラントクリームでしっかりケアしてあげるのがいいでしょう。

 

ワキガ対策用デオドラントクリームのおススメランキングはコチラ