ワキガと食生活の関係について
日本人の食事は、戦後より急速に欧米化が進んでいて、子供たちに好きな食べ物を聞くと昔だったら「煮物」とか「漬物」だったのが今の子供たちは「カレーライス!」「ハンバーグ!」「スパゲティ」「ケーキ!」などと答えると思います。
食の欧米化は、動物性タンパク質を和食より多く摂取でき、日本人の身長や体型が昔の日本人と比べて大きくなったというメリットもありますが、これがワキガ体質にとってデメリットにもなっているんです。
動物性タンパク質がワキガ体質に与える影響
ワキガ体質の原因は、アポクリン汗腺から分泌される汗の成分です。その汗の主な成分は、脂肪分やタンパク質、アンモニアで皮膚の表面の雑菌に分解、酸化され独特な臭いを放ちます。
動物性タンパク質を多く含む食材
動物性タンパク質や脂質を多く摂取すると、アポクリン汗腺の働きが活発になり、ワキガの臭いが強くなると言われています。
鶏肉、豚肉、牛肉などの食肉類は動物性タンパク質が多く含まれています。その他にもチーズ、卵、ラード、バター、スナック菓子等にも多いです。
香辛料は汗腺を刺激します!!
ワキガ臭を強めるのを避けたいもので、もう一つ、香辛料を沢山使用した食事が挙げられます。
香辛料は汗腺を刺激して活発にする働きがある為、辛い食べ物を食べると汗が噴き出てしまいワキガ臭悪化の原因となります。
カレー等の香辛料が沢山含まれている食材や、キムチ等の辛い料理はなるべく控えるようにしましょう。
添加物もワキガ臭が酷くなります
さらに、ワキガ臭を強めてしまうものとして、食品添加物があげられます。
防腐剤等の食品添加物は、胃や腸での分解、吸収を阻害し消化に悪影響を及ぼします。その為腐敗物から悪臭を発するようになります。
カップラーメン等のインスタント食品、ハンバーガーやナゲット等のジャンクフード、ポテトチップス等のスナック菓子には、添加物が多く含まれています。
食事改善のポイント
ワキガ臭対策の為の食事改善のポイントをまとめますと以下の通りです
- 肉類や乳製品等の高タンパクは過剰な摂取を控える
- 香辛料を多く含まれたものの摂取は避ける
- 添加物を多く含まれた食べ物の摂取は避ける
そこでワキガ臭対策には動物性脂質が少ない、和食中心の食事をおススメします。
お肉はまったく食べないということではなく少なめにしてタンパク源は魚と豆腐を中心にしてみましょう。
食生活を改善していくのはワキガ対策の上で大変重要ですが、アポクリン汗腺から出る汗を抑えるにはデオドラントクリームを併用するのが効果的です。
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